こんにちは、さいとうです。
今回は、今話題となる新技術『ERC-404』をシェアします。
先日、イーサリアム上に『ERC-404』という新型トークンが誕生し話題です。
『ERC-404』はカンタンにいうと、新しいイーサ系トークンの規格。トークン規格は車でたとえると、「ガソリン」「ハイブリッド」「電気」...など種類を表します。
つまり『ERC-404』は、最近新しくイーサリアム=道路を走れるようになったばかりの車両タイプといった感じです。
その取引量が今、爆伸び中。
💬 今、どんな問題あるの?
💬 どこがすごいのか?
💬 期待や注意点は?
こんな疑問に答えていきます。
この『ERC-404』がイーサリアムで流行れば、他チェーンにも派生してくる可能性もあり。
そんなトレンドの先駆者となるであろう『ERC-404』という存在を、今いち早くキャッチおきましょう。
🔽今回の内容
トークンの現状と課題
新技術『ERC-404』とは?
注目プロジェクト
今後の展開
✍️前回記事はこちら
■ トークンの現状と課題
今のトークン規格は、「ERC-20」と「ERC-721」が主流です。
「ERC-20」
代替可能性トークン(FT)。USDTやWBTCなどイーサ系トークンを指す。流動性が高く売買しやすいが、意味のないもの(ミームや草)も多い。
「ERC-721」
非代替可能性トークン(NFT)。CryptoPunksやBAYCなどデジタル証明書的な役割がある。1つ1つに意味や所有感を出せるが、流動性が低く売買しづらい。
つまり今までのトークンには、
🗣️ 流動性高くて、意味や所有感あるトークン欲しい。
という声もあったわけです。
そこで、「NFTfi」系のプロジェクトも誕生(以前のメルマガでも解説)。NFTを担保として使ったり、預けて運用したり、分割所有できたり...金融的な価値をつけようというサービスです。
ただし、サービス自体がニッチで、ふつうの人が扱うには程遠いのが難点。
いくら上手い料理ができたとしても、アマゾンの奥地に店が建ってたら、人気となりづらいですよね?
新技術『ERC-404』は、ここら辺の問題を解決します⇩
■ 新技術『ERC-404』とは?
『ERC-404』とはズバリ、「ERC-20」+「ERC-721」のハイブリッド型トークンです。半代替可能トークン(HFT?)とも言われます。
先ほどの車でたとえるなら、
「ERC-20」
=ガソリン車。ゲットしやすいけど、貴重感ない。
「ERC-721」
=電気自動車。貴重感あるけど、ゲットしづらい。
『ERC-404』
=2つを合わせたハイブリッド車。ゲットしやすいし、貴重感もある。
なので、Uniswapなどの取引所でも、BlurやOpenSeaなどのNFTマケプレでも流通できます。
そんな、イーサリアム=道路を最近走り始めた車両タイプが『ERC-404』というわけです。
■ 注目プロジェクト
「では、どーいう仕組みで動くのか?」
実際の「Pandora」というプロジェクトを例に見ていきます。
Pandora(ERC-404)= $PANDRA ×1万枚(ERC-20)+NFT×1万枚(ERC-721)で成る
$PANDRA 購入⇒同量のNFTゲット(売却されるとバーン)
売却後 $PANDRA 購入⇒違う種類のNFTをゲット
$PANDRA =Uniswap取引で時価総額200億円超え
NFT=Blur取引で価格:12ETH〜&ホルダー:1,300 人超え
FTで欲しければUniswapへ行くし、
NFTで欲しければBlurやOpenSeaへ行けばOKといった感じ。
また現在、すでに『ERC-404』に対応するサービスが増えています。今参入しているのは、以下のあたり。
Wasabi Protocol:『ERC-404』の上下予想トレードできる場所
Peapods Finance:『ERC-404』の流動性提供できる場所
今後もどんどん増えていきそうですね。
■ 今後の展開
ただし、本技術は非公認のモノ。
本来トークン規格は、イーサリアムに「この車両タイプ走らせていいですか〜?」と一声かけ、認可されてから走らせます。
が、『ERC-404』はまだ認可が降りていない規格。今後、議会を通し、正式な認可を受ける形となります。
つまり、何が起きるか分からない状態。直近でもPUNKSというトークンが資金持ち逃げをした模様です(参考)。
燃え上がる火で温まるのはいいですが、近づきすぎて自分に火がつくのは気をつけましょう。
■ まとめ
今回は、イーサリアムで話題の新技術『ERC-404』について見てきました。
『ERC-404』=新しいトークン規格が話題となる
これまでの規格は、「ERC-20」と「ERC-721」が主流
ただし、ゲットしやすい&貴重感のあるトークンが求められていた
『ERC-404』=上記2つを合わせたハイブリッド型トークン
Uniswapなどでも、BlurやOpenSeaなどでも流通できる
ゲットしやすいトークンとしても、貴重感のあるNFTとしても、2つの顔を持てるのが『ERC-404』の魅力。
どれくらい広がるか?楽しみですね。
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