AaveによるKelpDAOハッキング救済基金
【週刊号】仮想通貨ニュースまとめ
こんにちは、さいとうです。
先週の仮想通貨市場は、ビットコインが7.8万ドル前後をキープ!
国際情勢とかで何が起きるか分からないのが正直なところですが、このまま回復基調に乗ってくれることを願うばかりです。
一方でブロックチェーン/DeFi界では、ハッキング事件が増えてます。
最近のデカいものといえば、やはりKelpDAOのハッキング事件。
なんと、400億円以上の流出。Aaveなど大手でも二次被害が出てました。
そんな中先週は、このハッキング救済措置として、Aaveからデカい発表がありました。
ここではその内容を振り返ります。
🔽今回の内容
KelpDAOハッキングの概要
Aaveなどが救済措置
その他の対応
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■ KelpDAOハッキングの概要
KelpDAO=ETHの運用代行サービス(リキッドリステーキング)
預入を証明するレシート証明として $rsETH を発行
$rsETH は他トークン同様に担保や元本に使える
KelpDAOは、この $rsETH を複数ブロックチェーンに展開するという戦略をとっていました。
今回攻撃されたのは、この異なるチェーン同士をつなぐ通信システム。
ハッカーは、Aチェーンで $rsETH を送金したと「見せかけ」ながら、実際には1円も預けずにBチェーンで偽の $rsETH を大量発行。
この偽 $rsETH は、Bチェーン上では正規トークンとして認識されてしまいました。
その後ハッカーは、その偽札を大手DeFiのAaveに担保に持ち込み、大量の資金を持ち逃げしたんです。
結果、Aaveのシステムに対する懸念はもちろん、DeFi業界全体から資金が抜けていく大きなきっかけとなってしまいました。
■ Aaveなどが救済措置
そして先週、業界が負った傷を癒やそうと、Aaveなどが「DeFi United」と呼ばれる救済基金の立ち上げました。
目標は、なんと10万ETH!日本円にして約300億円のお金を集めて、ハッキング被害の補填や業界全体の回復を目指すといいます。
これに対して、多くのプロジェクトが名乗りを上げています。
Mantle(レイヤー2):最大30,000 ETH
Arbitrum(レイヤー2):30,765 ETH(凍結済み)
Aave:25,000 ETH
EtherFi:5,000 ETH
Stani(Aave創業者):5,000 ETH
Lido:最大2,500 stETH
KelpDAO:2,000 ETH
その他(Golem、BGD Labs、コミュニティなど):数千ETH
※ガバナンス(投票)段階のものも含む
すでに、目標額の10万ETH超の資金が集まっているとのこと!すごい団結力ですよね。
■ その他の動き
その他にも、Aaveが一部市場を凍結したり、Arbitrumがハッカーの資金を凍結したりと、被害拡大を食い止めるための動きも活発です。
ハッカーの資金凍結については、「中央集権的すぎるんじゃないか?」という意見もありますが、現状を考えるとやむを得ない部分もあるのかもしれませんね。
DeFiは、以前「魔界」なんて呼ばれて一部のコアなユーザーが稼ぐ場所だったDeFiですが、今や普通の金融システムと連携したり、取引所から簡単にアクセスできたりと、その存在感は爆上がりしています。
今回のハッキング事件を乗り越え、さらに盛り上がっていくのを楽しみにしたいところです。
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