こんにちは、さいとうです。
去年のイーサリアムアップデート「The Marge」を通し、「リキッドステーキング」という運用法が盛り上がってきています。
「リキッドステーキング」は、トークン預けると他DeFiでも利用できる“利付トークン”がもらえる運用法。
イーサリアムの新たなアップデート『上海』も近づき、さらなる盛り上がりが期待!!
「上海」については、先週のメルマガをご覧くださいませ。
なんと、そんなリキッドステーキングの“利付トークン”に分散投資できるトークン『dsETH』が登場しています!
発行元は、Index Coopというところ。
これがあれば、リスク分散しつつETHのカンタン・効率運用ができるようになります。
今回は、下記を見ていきますね。
「Index Coop」とは?
『dsETH』の特徴・買い方
利用上の注意点
今後の展開
■「Index Coop」とは?
いろいろな投資商品を出す場所となっています。
たとえば...
レバレッジかけてETHに投資
メタバーストークンに分散投資
などできる製品をIndex Coopは販売中。
ここから、リキッドステーキングの利付トークンに分散投資できる『dsETH』が発表されました。
■『dsETH』の特徴
『dsETH』は、一種の分散投資トークン。リキッドステーキングでもらう“利付トークン”のいくつかで構成されています。
分散投資できるのは、以下のトークン(23年1月現在)。
Lido Finance:stETH
Rocket Pool:rETH
Stakewise:sETH2
これらは、ETH預けるともらえるトークン。
『dsETH』をゲットすることは、これらにカンタンに分散投資しつつ、利回りがもらえるようになります。
運用場所を分散しリスク抑えながら、流行りのリキッドステーキングでETHが増やせます!
■『dsETH』の買い方
『dsETH』は23年1月現在、以下の場所でゲットできます。
・Index Coop(ミント)
本家Index Coopページから、ETHやUSDCなどと交換し『dsETH』をゲットできます。
・UniSwap(流動性提供)
大手Uniswap V3では、dsETH / ETH・dsETH / USDCプールで手数料収入(0.5%)がもらえます。
・CowSwap(イーサリアム)
CowSwapというDEXでも、『dsETH』を交換してゲットできます。
※トークンアドレス:0x341c05c0E9b33C0E38d64de76516b2Ce970bB3BEを入力し検索が必要です
・ZigZag(zkSync)
zkSyncチェーン上でも、トークンはゲットできます。
・Argent(zkSync)
zkSyncチェーン利用に特化されたウォレット「Argent」のスワップ機能を使って、トークンゲットができます。
以上が、『dsETH』のゲット方法です。気になる方は、試してみましょう(もちろんDYOR)。
■ 利用上の注意点
利用には、0.25%の利用料金がかかります。
またコントラクトのバク等で、トークン価値が保てなく可能性もあり。
利用には、十分注意しておきましょう!
■ 今後の展開
今後は、
dsETH対応のDeFiを増やす
分散投資できる場所を増やす
など狙いもあるそう。
既存の利付トークン(stETHなど)のように、お金を借り入れるときの担保資産としてや、利回りをもらうためのトークンとしてや、より使いやすいトークンとなりそうですね。
ワクワクです。
■ まとめ
今回は、リキッドステーキングに分散投資できる『dsETH』を解説しました。
まとめると、以下の通り。
さまざまな投資商品出すIndex Coopから登場
Lido Finance:stETH、Rocket Pool:rETH、Stakewise:sETH2に分散投資できる
リスク分散しつつ、ETHを利回りで増やせる
CowSwapなどでスワップすればゲットできる
利用料金かかったり、コントラクトのバク起きる可能性あり
今後対応DeFi増えたり、活用幅広げていく予定
現在ETHのステーキング量は、全体の13%ほど。
こういった『dsETH』や『上海』のアップデートを受け、ステーキング量増加や、ETH価格に反映されることを期待したいですね。
ではまた!