こんにちは、さいとうです。
NFT取引所Blurが、新しくNFTレンディングサービス『Blend』を立ち上げました。カンタンにいうと、世界大手メルカリが金融サービスも始めたようなもの。
アートだけじゃなく、お金のやり取りもできるように!!!
Blurといえば、数ヶ月前にエアドロで盛り上がりを見せたと思ったら、今やあの王者OpenSeaをサクッと食い尽くしたサービス。
そんな期待の新星が新しく参入した市場は、【NFT×金融(Finance)=NFTFi】です。
「これがどんなことを意味するのか??」
【NFT×金融(Finance)=NFTFi】のトレンドを、以下の内容で押さえていきます。
〜目次〜
『Blend』とは??
『Blend』の特徴
『Blend』の使い方
本サービスのリスク
それではいってみましょ〜!
■『Blend』とは??
まず、『Blend』の概要まとめると以下の通り。
NFT取引所Blurが発表した新サービス
NFT担保に借金=NFTレンディングを扱う
『Blend』=Blur+Lendingの造語
「このNFT売りたくない!けどお金欲しい!」
こんな悩みを、あの世界最大のNFT版メルカリ=Blurが解決。アートだけじゃなくお金のやり取りもできるようになっちゃいました!!!
スタートから24時間で、5,700 ETH以上のローンが組まれています。
OpenSeaはまた取り残されちゃうのか......??
■『Blend』の特徴
そんな『Blend』をもう少し深く見ていきます。
P2P(対人)でお金の貸し借りできる
条件の個別設定がOK
固定金利&返済期限なし
1つずつ見ていきます↓↓
□ P2P(対人)でお金の貸し借りできる
『Blend』は、以下の2者をマッチングします。
貸し手⇒お金貸して利回りもらう
借り手⇒NFT担保にお金借りる
メルカリでたとえると、
「この洗濯機買っちゃったから金ない。金貸してくんね?(借り手)」という方と「今、金余ってていい使い道ないかなぁ?(貸し手)」という方をつなぎます。
『Blend』の場合、
洗濯機⇒NFTを使ってお金の貸し借りをつなぎます!!!
□ 条件の個別設定がOK
『Blend』なら、お金の貸し手が個別に金利などの条件設定できます。つまり、〝いい値〟でOK。
他のNFTFi系サービスは、条件設定のオラクル(取り決め)が存在します。「このNFTならこれくらいの金利だよね〜」というモノ。
ただこれだと......
金利のカスタマイズ性が低い
借り手に不利な条件になる場合も
オラクルにバク発生するリスク
などマイナスな点も。。
『Blend』は、オラクルを持たず条件を個別設定できることで、今までの問題を取り除きます!!!
□ 固定金利&返済期限なし
『Blend』使えば、固定金利&返済期限なしで借入ができます。なので、以下のようなメリットがあります。
固定金利⇒金利変動に怯えない
返済期限なし⇒返済に怯えない
借り手にとって、身軽な借金になりますね。
「え?それ貸し手が不利じゃない?」と思うかもですが、貸し手にもいつでも貸出ストップして返済要求できるメリットがあります。
やり取りとしては、以下の通り。
貸し手:お金返して〜!
借り手:30日以内に返済or次の貸し手探す
借り手:返済できないor貸し手いない⇒NFT渡す
このように貸し手にも、金利+NFTもらえる(あわよくば)といったメリットがあります。
つまり、貸出&借入どちらも身軽にしてくれます!!!
■『Blend』の使い方
本機能は、コレクションの「Loan」メニューから使えます。
以下のCryptoPunksの場合。
貸し手:51 ETH貸す⇒年11%の金利収入
借り手:CP担保に出す⇒51 ETH借りる
といった取引ができます。
NFTを使ったお金の貸し借りを、『Blend』上で成立できるわけです。
■ 本サービスのリスク
『Blend』めちゃくちゃすごいじゃん!と思うかもですが、以下のようなリスクもあります。
借り手:返済できない⇒NFT渡る
貸し手:NFT価値落ちる⇒もらっても意味ない
せっかくゲットした大切なNFT。ドブに捨てるようなマネは避けたいところですね。。
■ まとめ
今回は、Blurの新サービス『Blend』について見てきました。
実はこんな感じの【NFTFi】系サービスは、すでに存在していました。
『NFTfi』=ピアツーピア型
『BendDAO』=ピアツープール型
『Astaria』=ピアツープール型
...が、まだまだニッチな市場。
そこでBlurのようなすでにユーザーもいる大手が参入してくる事で、認知がグイッと広がり市場成長につながる可能性があります。
どこかのベンチャーがサービス展開するより、上場企業がサービス展開した方がインパクトありますよね。
Blurの盛り上がり
NFT活用の広がり
NFTとDeFi市場の成長
など楽しみにしたいものです!!!
ではまた〜