こんにちは、さいとうです。
今DeFiでは、『RWA（Real World Asset）』がどんどんトレンドになってます。
なので今回は、以下の内容を見ていきます。
これまでのDeFi市場
『RWA』とは？？なぜ注目なの？？
【新旧DeFi ×RWA】のトレンド
今後の展開は？
ちょっと分量は多いですが...
トレンドとなる『RWA』の概要〜活用までマルっとまとめましたので、ぜひ参考にどうぞ！
それではいってみましょう〜
■ これまでのDeFi市場
革命的な金融と見られるDeFiですが、そこに問題も潜んでいます。
その１つとして、利回りの不持続性があります。つまり、利回りをキープできない点です。
なぜなら、〝利回り＝作られたリターン〟であることが多かったから。
たとえば、有名な『PancakeSwap』。ファーミングやステーキングでCAKE報酬がもらえます。
あれ実は、ローンチ当初の利回りは何百%とかあったんです。でも今はどうですか？？
高利回りで人・お金が集まる→トークン排出する→トークンが売られ価格下がる→人が離れていく→利回り落ちる
といったループに入っちゃいます。
PancakeSwapくらい有名な場所なら今はだいぶ落ち着きましたが、人気なくユーザーも獲得できないDeFiなんてひどいもんです。。
「もっとリターン予測でき長期で投資したい！」という考えが生まれ出てきたのが、『RWA』の概念。
どんなものなのか見ていきましょう！
■『RWA』とは？？
『RWA（Real World Asset）』は、現実資産をトークン化したモノ。現実資産＝農業や株式や不動産などです。
コレらをブロックチェーン上のデジタルトークンにすることで、取引をカンタンしたり、透明性アップや、担保資産として使用したりできます。
ただ行為に、どれだけの経済効果があるのか？？
さらにグッと深掘りして、読み解いていきます。
■ 『RWA』が注目される理由
理由は、そこにビジネスチャンスがあるから。リアル資産→デジタル空間に持って来れたら、シンプルに強いですよね。
Boston Consultingグループの調査によると、世界的なトークン化されていない資産規模は、2030年までに16兆ドル（約2,000兆円）まで成長する可能性あるとされます。
また、Blockworks、Messari、Binance Researchなども、今後『RWA』はクリプトにとって重要なテーマとなっています。
エグいですね。。
■ 大手DeFiのRWA参入の動き
そこで近年、仮想通貨の銀行（＝DeFi）が現実資産をクリプトに持ってくる流れがトレンドに。
有名なのが、「MakerDAO」。
ここが最近、ステーブルコインDAIの価値を安定させようと、現実資産も担保に仮想通貨を貸し出すようにもなりました。
↓↓住宅ローン担保にDAI貸した例
今や、Maker収益の75%がRWAで占めています。
ここを機に、トレンドが生まれてるんですね。
ステーブルコインについては、コチラのメルマガもどうぞ。
■【DeFi ×RWA】のトレンド
今や【DeFi × RWA】はトレンドとなり、エネルギーやヘルスケアや資金調達まで、さまざまなな『RWA』系のDeFiが誕生！
すでに、企業や機関投資家向けに約42 億ドル相当のローンが組まれてます。
約5,000億円ですよ！？...やばいっすね。
また『RWA』は、平均年利12.4％のリターンも生み出し、投資家としてもうれしいモノになっています。
■ 新興プロジェクト5選
ここからは、そんな期待される市場で立ち上がる新興プロジェクトを覗いていきましょう。
今回は、以下５つを紹介します。
KlimaDAO
LandX
HomeCoin
Backed Finance
Securitize
１つずつ見ていきます。
✅KlimaDAO
カーボンクレジット＝「KLIMA」を発行
ReFi（Regenerative Finance）の分野で有名
KLIMAを預入して増やしていくこともできる
KlimaDAOを使うことで、〝エコに投資〟できるようなDeFiとなります。
新しいニュースとして、先日メルマガでも解説した『GLP Wars』を引き起こす「Jones DAO」との提携組む可能性なんかも！
また、「Klima DAO」の具体的な使い方などは、コチラの記事でも解説してますので、気になる方はご覧くださいませ。
>>【DeFiの未来】地球を救う金融システム「 ReFi 」をリサーチ！【KlimaDAOも紹介】
✅LandX
農作物の生産量＝「xToken」を発行
米・小麦・とうもろこし・大豆の収穫量に連動する
1970年から右肩上がりになる農作物市場にベットできる
「LandX」があれば、農家と投資家をつながれますね！
詳しい仕組み等は、2〜3分で読めるコチラのツイートをどうぞ。
✅HomeCoin
住宅ローン＝「HOME」を発行
住宅ローンに裏付けられたステーブルコイン
ステーブルコイン担保に発行し利回りもらえる
すでに8億円ほど預入され、住宅ローンの貸出人となって金利収入がもらえる場所となります。
✅Backed Finance
株式＝「bToken」を発行
Googleやテスラ株に連動したトークン発行
今後、トークンをDeFiに貸し出したり担保に借入したりできるように
株式市場→クリプト市場に持って来れるのは、めちゃくちゃ強いですね。
詳しい仕組み等は、2〜3分で読めるコチラのツイートをどうぞ。
✅Securitize
投資金＝トークン化して資金調達
民間企業が投資家からお金を集めやすくする
先日、投資会社HamiltonがSecuritize使って21億ドルの資金調達もした
「起業したい！けどお金が...」という方も、こういったDeFiあれば夢に一歩近づきやすくなりますね。
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ぶっちゃけ...他にもたくさんありすぎて追いつけませんww
なので面白いモノ見つかったら、Twitter等でもメンション（@saito_pickNEWS）つけて解説してくれれば拡散いたします！
■ 今後の展開は？
先ほど述べたように、トークン化されていない現実資産市場はは膨大な規模です。
そこが、クリプト市場に流れてきたら？？
『RWA』を取り扱うDeFiを通して、巨額なマネーが流れてきて、さらなる市場の発展に期待ですね。
■ まとめ
今回は、トレンドとなる『RWA』についてシェアしてきました。今回の内容をまとめると、以下の通り。
今のDeFi市場は利回り競争のようなものになっている
『RWA』＝Real World Assetがトレンドとなる
現実資産のトークン化が進んでいる
大手DeFi MakerDAOも『RWA』導入に動く
盛り上がれば巨額なマネーが市場に流れてくる？
市場が、赤ちゃん→立派な大人に育つのをワクワクして待ちましょう〜
ではまた！