こんにちは、さいとうです。
今回は、ビットコインバブル起こす革命児『BitVM』について解説します。
先日、ビットコイン系プロジェクトZeroSyncが新技術『BitVM』のホワイトペーパーを公開。
これが海外では、結構バズってたんです。
...が、 専門的&英語なのもあって、 日本では取り上げる方が少ない印象。
ビットコイン進歩において、止まっていた針をカチカチと動き出させる革命的な技術。
そんな、ビットコインの未来を変える新技術『BitVM』を、噛み砕いて解説していきますね。
それでは今回もいってみましょ〜!
🔽今回の内容
ビットコインの現在地
『BitVM』とは?
『BitVM』で実現する未来
考えられるリスク
👇前回記事はコチラ
■ ビットコインの現在地
ビットコインは現在、以下のような問題を抱えています。
処理が遅く、すぐ詰まる
混雑すると、手数料上がる
やれることが少なく、扱いづらい
つまり、〝遅い・高い・不便〟の3拍子が揃ってしまっています。
もちろん、セキュリティなど信頼感強強な面もあります。
....が、 仮想通貨の王者がこれじゃ、 今後の業界発展の足を引っ張っちゃいますよね。
そこで近年は、ビットコイン周りの開発が進行中。
なんとか、ビットコインをより使いやすくしようという取り組みですね。
たとえば、ビットコイン上にトークン作れる『Ordinals』が有名。
これによって、ビットコイン上に「BRC-20(トークン規格)」が作れるようになり、盛り上げてくれましたね。
ただ、あまりの人気に、ビットコインを詰まらせ手数料が鬼高くなる事態を引き起こしました。
そんな状況を解決すべく、新技術『BitVM』が誕生しています!
次章では、詳しく見ていきますね。
■『BitVM』とは?
『BitVM』は、直訳すると「Bitcoin Virtual Machine(ビットコイン仮想マシン)」です。
なので、「EVM=イーサリアム仮想マシン」と同じようなモノと感じるかも。
ただ、この『BitVM』と「EVM」はまったく別物。
「EVM」は、「イーサリアムと会話できる通信機」です。
「EVM」付けることで、各チェーン語⇒イーサリアム語に翻訳して伝えられるようになります。
日本語⇒英語に直して話してくれる翻訳機あれば、海外で圧倒的に行動範囲広がりますよね?
そんな感じでEVM互換性あれば、巨大なイーサリアムと通信でき、使い勝手のいいチェーンになるわけです。
一方『BitVM』は、『ビットコインの負担を軽くする計算機』です。
『BitVM』を付けることで、
ビットコイン上の処理を逃す
代わりに計算し結果を出す
ビットコインに保存する
と一種の会計役を担ってくれるわけです。
レイヤー2における「ロールアップ」に似てますね。
つまり『BitVM』があれば、
ビットコインのパワーを借りながらも、 ビットコインのルールなど変更することなく、 快適な環境下でのサービス開発ができるわけです。
■『BitVM』で実現する未来
『BitVM』があれば、冒頭で述べたビットコインの問題を解決してくれます。
処理が遅く、すぐ詰まる⇒ビットコインの計算役が生まれる
混雑すると、手数料上がる⇒処理を逃すことで負担を下げられる
やれることが少なく、扱いづらい⇒ビットコインとはまた別の土地が作れる
これにより、DeFiやNFTなどビットコイン系プロジェクト誕生が期待されるわけです。
イーサリアムバブルがあったように、ビットコインバブルも来るか!?見ておきたいですね。
■ 考えられるリスク
もちろん、問題も指摘されてます。
計算結果をビットコインに伝えるときの負荷や、 それによってアプリなどが正常に動かないことや、 BitVM自体が悪用されお金が抜かれるリスクなどです。
ここに対し、まだまだ初期段階であり、穴が見つかれば直していけばいいと楽観的な意見もあります。
ぼくらユーザーとして1番なのは、大きな事件が起きないこと。
仮想通貨は、事件ばかりですからね...w
慎重に、かつ大胆な進歩が楽しみです。
■ まとめ
今回は、ビットコイン界の革命児『BitVM』について解説してきました。
元々イーサリアムは、ビットコインよりも使い勝手を良くしようと生まれたチェーン。
その上でバブルが起きたように、大元「ビットコイン」が進歩していけば、バブルの火付け役になるかも(DYOR)?
今後の動向もチェック&シェアしていきますね!
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